【社員紹介#9】通信事業者ならではの超大規模データの収集と分析ができる!(データエンジニア)
※ この記事は SDPF クラウド開発エンジニア紹介シリーズの1記事です
はじめまして、NTT コミュニケーションズに出向し、プロダクト・サービスエンジニア(データエンジニア)をしております、渡邉です。
NTT Comの様々なサービスを支える データ蓄積/分析/可視化をする基盤メニューの開発業務に携わっています。
今回は、特に NTT Comのデータ蓄積/分析/可視化基盤開発とデータ活用の業務に興味があるエンジニアの方たちに向けて、開発の部署の雰囲気や仕事内容を紹介しようと思います。
プロフィール
2015 年入社
学士(工学)卒
学生時代はどんなことをやっていましたか
情報セキュリティの研究室に所属し、日々脅威が増えていくICT環境に対してIPS(Intrusion Prevention System)をどのようなアーキテクチャなら経済的かつ効果が発揮できるかを研究していました。
入社のきっかけは?決め手は?
情報セキュリティに興味があったため学生時代はよくCTF(Capture The Flag)に参加していました。
当時参加チームの上位にTeam Enuというチームがあり、調べてみるとメンバーはNTT Com 社員が多くおり、NTT Comへ興味を持ちインターンシップへ参加しました。
インターンシップに参加したとき、サービスを自分たちで手を動かして作る雰囲気があり、自分もここの仲間に加わってみたいと感じたためです。
現在の業務内容は?
NTT Com が提供するクラウドやネットワークサービスに対してデータ蓄積/分析/可視化をする基盤を提供しています。
NTT Com ではたくさんのクラウドやネットワークサービスを展開しています。これらのサービスで提供しているデータ蓄積/分析/可視化部分をプラットフォームとして提供することで、各サービスを支えています。具体的にはSNMP, Syslog, NetFlow等多くのプロトコルに対応する基盤になります。
蓄積しているテーブル数は1000件近くあり、ピーク時には1秒あたり5000件のレコードがインサートされています。(2024/02/07現在)
この大量のデータを処理する基盤を8名体制で開発しており、私は図中のETLとそれをAPIで制御するコントローラーを内製開発しています。
ETLとコントローラーはそれぞれGC(Google Cloud)上で構築されており、コレクターのプラグインやバックエンドを主にRubyとPythonで実装しています。
基盤の他にも、開発の効率化のために他システムとの連携部分であるトラフィック生成などをおこなうエミュレータも内製しており、CI/CD環境を充実させることで開発を実現しています。
1つのプロダクトのためのシステムではなく複数のプロダクトとの連携するシステムのため、連携先のプロダクトを理解しながら開発する部分が難しさもありますが、様々なプロダクトに貢献できる点がやりがいがあるポイントになります。
開発業務以外にも、蓄積したデータを用いた分析などデータに関する様々な取り組みをおこなっています。(LT4:C&N部のデータ収集・可視化基盤開発およびデータ活用部の取り組み)
入社してどんなスキル・専門性がついたか?
技術的なスキルとしてはネットワークの設計開発やネットワークを利用したサービス開発スキルです。
以前に所属していた部署ではネットワークエンジニアとしてパブリッククラウドとNTT Com のIP-VPNを接続するネットワーク開発やネットワークセキュリティサービスの開発等をおこなっていました。
NTT Com では国内でも有数の大規模ネットワークを提供しています。大規模ネットワークを安心・安全に提供するためにどのような設計になっているか、どう運用するかということを学べたのはNTT Com ならではだと思います。
現在はデータエンジニアをしていますがネットワークサービスの情報を収集するときには、ネットワークプロトコルのドメイン知識も必要になるため、前職で得たネットワーク開発の経験が役に立っています。
入社してよかったことは?
挑戦することを肯定してくれる文化です。
積極的に新しい技術やプロセスを導入することに対して推奨していく空気があります。
もちろん成功することばかりではなく、失敗もありますがその失敗も責めるのではなく、次に活かしていこうという前向きに捉える人が多くいます。
仕事をするうえで大切にしていることは?
世の中に対して高いアンテナを張ることです。
エンジニアだからと言って最新技術に対してだけでなく、世の中のビジネスがどう変化しているかを感じ、その中で自分はどのように世の中を良くすることに貢献できるだろうかと考え、実行することが大切だと思っています。
プライベートはどうやって過ごしているか?
趣味のピアノやテニスや卓球などをして過ごしています。
スーパーフレックス制度を活用することで夕方に予定がある場合は朝早くから仕事を開始して早めに業務を終了できるので、ワークライフバランスを取りやすい環境だと感じています。
学生へのメッセージ
大きな会社ゆえに何をやっているか分かりにくいこともあるかと思います。
そんなときはぜひTech Workshopなどのイベントに参加してみてください。やりたいことを社員に話してみるときっと「それだったら、うちの会社でこんなことやってますよ」と教えてくれると思います。
みなさまをお待ちしています。
なお、この記事に興味を持った人は、2024 年夏の現場受け入れ型インターンシップポストの「B19.エンタープライズ向け大規模クラウド/ネットワークサービスを支えるデータ収集・分析・可視化基盤の開発」にてポストを出しておりますので、奮ってご応募ください。
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