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携帯電話だけじゃない!?先進的なドコモビジネスの最新事例を3つご紹介

はじめまして!NTTドコモ新卒2年目の永井です!
私は2022年にNTTドコモへ入社し、法人営業部に配属となりました。同年7月にグループ内の組織編制に伴い、NTTコミュニケーションズへ出向、現在は大手外資系企業様の担当として法人営業を行っております。

・ドコモって携帯電話の会社でしょ?
・通信の会社ってどんな事をしているのかわからない
・ドコモの法人事業に興味はあるけど、具体的な取組み内容を知りたい

こんな疑問を抱いている就活生に向けて、実は様々なことに取り組んでいるドコモグループ・ドコモビジネス(*)を、3つの先進的取組み事例のご紹介を通して、皆さんにも理解してもらいたく、この記事を書きました!

この記事では、ドコモの取組む意外な一面を発見できたり、社内から新しいことを生み出していくチャレンジングな社内風土も理解いただけると思います!是非最後まで読んでみて下さいね。

*2022年7月より、NTTドコモの法人事業はNTTコミュニケーションズへ一部移管されましたため、今回ご紹介する一部の取組みもNTTコミュニケーションズの事例となります。


①購買ゲンバのDX-
「無人店舗型コンビニ開業!」


大手町プレイス28Fにオープンした無人店舗型コンビニ

2023年6月某日、
NTTコミュニケーションズ大手町オフィスに無人店舗型コンビニが開業し、サービス主管兼店長の第四ビジネスソリューション部の能登紀喜さんより、事業の狙いや特徴についてお話いただきました!

能登紀喜さん(第四ビジネスソリューション部)

「ガレージ(大手町プレイス28Fの多目的・共創スペース)に無人店舗型コンビニを出店することになったきっかけは、コロナ禍で社内の某コンビニが無くなった後に何かできないかと、ヒューマンリソース部からご相談をいただいたことでした。

せっかくだから新しい技術を取り入れて自分たちで店舗を持ってみようと考え、NTT Comらしさを表現するコンビニの実現に動き出しました。」

NTT Comらしさの表現に当たっては、

『ICTの先進的な利活用をベースとした無人店舗型コンビニ』
『店舗データ利活用によるショーケース化』
OPEN HUBとの連携』

という3つの考え方をコンセプトとして設定しています。」

そんな無人店舗型コンビニの特徴とは?

店長の能登さんはNTT Comらしく進化し続ける無人店舗物販サービスの特徴を以下のように述べました。

・無人店舗運営である点
・支払手段に事前カード決済アプリ「ピックスルー」を採用している点
・品揃えが売れ筋アイテムにフォーカスしている点

また、消費行動と連携したAIデータ活用や、サイネージやロボットとの連携など、新たな技術を取り入れていくとともに、テクノロジーのショーケースとしての機能を備えることも構想としている無人店舗型コンビニ。

将来的には、高級な仕出し弁当やお客さま訪問時の手土産(あの切腹最中も!)、社内ノベルティの受注などのラインナップ拡充はもちろん、データを活用したリコメンドといった取り組みにも挑戦していきたいという能登店長。

社内で開かれたデモの様子

オープン後、店舗を利用した社員の皆さまから、
各種問い合わせ、提案依頼などが来ており、注目度の高さがうかがえます
もし大手町プレイス28Fのガレージへ来る機会があったら、ぜひ気軽に立ち寄ってみて下さいね!


②メイクの見直しを、もっと気軽にできる「Smart Powder Room」

2つ目の購買DXの事例は、化粧品の新しい体験サービス「Smart Powder Room」。開発背景やサービスの魅力について、第三ビジネスソリューション部の川島美由紀さんがプレゼンテーションしました。

川島美由紀さん(第三ビジネスソリューション部)


「新型コロナの影響が落ち着きはじめ、マスクを外して会話するシーンが増えてきたことで、メイクを見直す方も多くなっています。

しかし、消費者は化粧品の購入に当たって『似合うメイクが分からない』『売場の化粧品の中でどれが自分に合うか分からない』『ビューティーアドバイザーに相談すると、買わなければいけないプレッシャーがある』『人に素顔を見られるのが恥ずかしい』といった課題を抱えています。Smart Powder Roomは、このような消費者の課題を解決するための体験サービスです。」

Smart Powder Roomってどんなサービス??

このような課題を解決するSmart Powder Roomとは、どのようなサービスなのか。具体的な内容について、川島さんに次のように解説していただきました。

「Smart Powder Roomの体験の流れとしては、
まず、顔の輪郭、パーツの配置や大きさ、見られたい印象をもとに
AI
が16タイプから顔のタイプを診断し、お客様に似合うメイクと化粧品をリコメンドします。

ボックス内にあらかじめ化粧品が設置されているので、診断結果を基に化粧品テスター利用をすることができます。プライベート空間で化粧品を試すことができるため、人目を気にすることはありません。」

Smart Powder Roomを実際に使用してのデモ


一つ一つの機能はすでに世の中にあるものであっても、それらを組み合わせることで新たな体験を創出したSmart Powder Room。

中でも、AI診断の顔画像認識にはNTT Comの画像認識プラットフォームを採用した「Who AI」というサービスを採用するなど、開発にはNTTグループのアセットが生かされています。

・再利用意欲(また使いたい, どちらかといえば使いたい)
 ⇒:88%
・化粧品継続利用意向(使いたい)
 ⇒:82%

275人に体験いただいた実証実験の結果

実証実験では275人に体験いただき、上記のように高い評価を得ることができました。今後のビジネス化に向け、これからはセンターBとなり得るお客さまの開拓とビジネスモデルの検討を進めて行く予定です。


③Webブラウザによる
VR空間で体験できる新しいお買い物のカタチ
「360Media」

最後の事業紹介を担当したのは、XRの技術で未来を切り開くNTTコノキューの大垣哲也さん。新しいお買い物体験をXRで実現する「360Media」についてプレゼンテーションを行いました。

大垣哲也さん(株式会社NTTコノキュー)

「近年、店舗における商品の展示は単純な陳列だけではなく、利用シーンのイメージがわくライフスタイル型展示へと進化してきました。360Mediaは、そのような新しいお買い物体験をVR空間で実現するサービスです。」


現在、360Mediaにおける購買に特化した空間としては、キャンプをテーマにサービス展開しています。VRで表現されたキャンプ場に複数のメーカーの商品を配置することで、お客さまは利用シーンをイメージしながら商品を選び、VR内で購入することができます。サービスを支える技術について、大垣さんは次のように解説しました。

実際の画面を使ったデモの様子

「360Mediaは、メタバースやVRと違ってWebVR(アプリを使わない、ブラウザベースのVR)であるため、アカウントの登録もアプリのインストールも不要です。ゲーム開発の際に利用されるグラフィックツールを利用することによって、メタバースのようなデフォルメされた世界ではなく、リアルな空間表現を実現しています。またメタバースではキャラクターを操作しての移動が必要ですが、360Mediaは視点の移動のみなので操作が簡単です。さらに商品を3Dスキャンすることで、商品の裏側も含めて360度見ることができ、自宅にいながら目の前に商品があるようなお買い物体験ができます。」

360Mediaの今後について


すでにサービスとしてリリースされている360Mediaですが、さらなる進化に向けた展望について、次のようにお話されました。

「将来的には、VRの中で企業とユーザー間のコミュニケーションができる仕組みをつくっていきたいと考えています。具体的には、サイズの在庫やコーディネートの相談に対し、ビデオチャットやAIによる自動応対などを活用することで、より気軽なコミュニケーションの実現を目指します。さらに、空間内でどの商品がどれだけ見られたかというデータを集め、マーケティングに活用していくことも視野に入れています。」

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ドコモグループ・ドコモビジネスとして意外な一面を知ることはできましたでしょうか?

このようにドコモグループでは、幅広い分野で先進的な取り組みを多数進めています。今後もそんなドコモグループのワクワクするような先進的な取り組みや、皆さんが意外に思われる事業や社内活動をご紹介し、もっともっとドコモについて知ってもらえるようにしたいと思います!

また次回の記事もお楽しみに~!

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【参考】
■ニュースリリース
国内初!似合うを「見つける!」その場で「試せる♪」「Smart Powder Room」がWITH HARAJUKUに期間限定オープン!

■360media公式HP

【問い合わせ先】
NTTドコモ 新卒採用チーム
https://mypage.nttdocomo-fresh.jp/dcm_group25/
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