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【孤立地域で通信を復旧しよう!!】陸上自衛隊との空輸型移動基地局車吊り下げ合同訓練~NWレポート~

こんにちは!3年目社員の寺町です。
ドコモでは災害時も安定した通信を提供するために、定期的に訓練を行っています!
今回は、日本に2台しかない「空輸型移動基地局車」の吊り下げ訓練を陸上自衛隊と合同で行った様子をレポートします!


2024年2月14日(水曜日)に、熊本県自衛隊大矢野原演習場で、ドコモと陸上自衛隊西部方面航空隊、北村製作所(車両製作会社)、九州電力株式会社(参観)が参加して空輸型移動基地局車の吊り下げ訓練を合同で行いました。
ドコモからはドコモCS九州アクセス・リンク運営部、福岡ネットワーク担当、佐賀支店、大分支店、NTTドコモ九州支社から広報室、災害対策室が参加しました。

1.そもそも、空輸型多機能車ってなに?

「空輸型移動基地局車」とは、災害時において道路の寸断などによる孤立地域で通信ができない事象が起こった場合に、該当地域に派遣する移動基地局車両のことです。北村製作所様にご協力いただき、陸路での移動が困難な際に自衛隊のヘリコプターで吊り下げて空輸することができるように設計されています。2024年2月現在、日本全国で2台であり、2台とも九州に配備されています。

空輸型移動基地局車

2.どんな災害状況に役立つの?

孤立集落が発生し、そこで通信障害が発生したときが、移動基地局車の出番です!!
特に、土砂崩れや道路の寸断で陸上からたどり着けない場合に、空輸型の移動基地局車が活躍します。自衛隊のヘリコプターでドコモの空輸型移動基地局車を運搬し、被災地へ入り通信の復旧活動を行うことを想定しています。発災時に自走可能な移動基地局車を孤立地区に搬送できるメリットは非常に大きいため、平時から合同訓練を実施して、災害発生時における連携と技術力の維持・向上を図っています。

訓練に使用 陸上自衛隊大型輸送ヘリコプターCH-47JA

いざ! 訓練実施
今回の合同訓練は、主に以下の3点を確認するために実施しました。

(1)空輸器具のスムーズな取り付け訓練
 自在シャックル、スリングベルト、天秤棒などを車両に取り付けて、操縦士、整備員及び通信事業者の3者で点検を実施。取り付け不備に起因する事故を防止することを確認しました。

空輸型多移動基地局の器具取付の様子

また、ヘリの風圧による車体の損傷を防止するために、養生テープによるフロントガラスやワイパー等の補強を実施しました。

車体補強の様子

(2)吊り上げ、空輸
 器具の取り付けが完了したら、次はヘリによる吊り下げです。

車両とヘリをロープで繋げる

 ヘリコプターが近づくと、「ダウンウォッシュ」と呼ばれる猛烈な風が吹きます。30mほど離れた場所でも体が吹き飛ばされそうになるほどの強風が吹くため、遠く離れて見守ります。

ダウンウォッシュの様子

まず、多機能車を数分間吊り上げ、安全性を確認したのち、訓練場を周回飛行しました。

車両を吊り上げ、安全性を確認 安全確認後、周回

(3)空輸後の各種器具の安全確認・点検
 吊り下げ後の車両への影響を確認し、前回の訓練からの改善・回良点の正常性を確認しました。今回は特に大きな問題もなく、空輸ができました!

訓練終了後のMTGの様子

3.今後の展望


 昨年度に実施した第1回目に比べて今回の訓練では、ヘリコプターが車両に近づく時間や吊り上げるまでの時間を大幅に短縮することが出来ました。ドコモ、自衛隊双方のスキル向上を図ることができ、大変実りのある訓練となりました。それと同時に、まだまだ実派遣に向けては改善すべきこと、スキルアップすべき点も見えてきました。
 例えば、有事の際に車両制作会社の北村製作所の指導なくドコモ単独の取り付け作業ができるようになる必要があります。また、吊り具の保管やメンテナンス方法なども各部署と連携を取って確認しなければなりません。
 実際に使用する装置機材等を車両に積載した状態での吊上げや現地派遣者のヘリコプターへの搭乗など、実際に被災地に派遣されることを想定して、より具体的で高度な訓練を今後も継続して行い、スキルアップを図っていきたいと思います。
 この空輸型移動基地局車を使って、有事の際に孤立・離島地域のスムーズなサービス復旧に向けた有効な手段の一つになるよう、今後も精進していきます。

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